2019年7月に、南あわじ市の福良にオープンした「グルドッグ」。
養豚業も営む嶋本食品様のゴールデンボアポーク100%のソーセージの衝撃的な美味しさとの出会い。
福良地域の活性化に挑戦するNPOの皆様との出会い。
私と一緒にグルドッグで働く事を決めてくれた地元の方との出会い。
そうした様々な出会いや、周りの支えがあってグルドッグは無事オープンする事ができました。
弊社の事業としての位置づけは、六次産業化の一つの方法としての飲食店出店、となります。
コロナという想像もしなかった影響も受け、決して楽な経営ではありませんでしたが、CAP内の仲間や
何よりお客様に支えられ、何とか1年を経過する事ができました。
本当にありがとうございました!
そんな中、一緒に頑張ってきたスタッフから「このお店を引継ぎ、自営で頑張っていきたい」という申し出がありました。
率直に、まず嬉しかった。
まだまだ大した売上でもないのに、このお店の未来に自分自身の人生を重ねてくれた事や
自分の店が、地元の方が独立開業するきっかけの場所となれたこと、など、私には上出来すぎて
本当に嬉しい気持ちになりました。
もちろん多少の葛藤はありました。が
「この店の、美味しさへのこだわりも大切にしていきたい」という一言で私の気持ちも決まりました。
新オーナーの榊さん。
今、お昼はグルドッグ、そして夜はバー形態で営業をされています。
地元の方との関係性をしっかりと構築していきながら、観光で訪れる方々にも足を運んでもらえる
そんな進化したグルドッグの姿がそこにはあります。
私はこれからもグルドッグの仲間として榊さんから刺激をもらい、また私にできる事で
榊さんを応援していきたいと思っています。
グルドッグは新しい力を得て、ますます力強く、その”第二歩目”を踏み出しました。
どうか皆様、これまで以上にグルドッグをよろしくお願いいたします!